EARTHLING 2011 - 地球人大演説会
EARTHLINGは平たく言えば「地球人」という意味です。「宇宙人」に対する概念として、「地球に住む者たち」を指して使われるようになった比較的新しい言葉です。たとえば、SF作家のロバート・A・ハインラインが1949年に「レッド・プラネット」という小説で使い、1997年にはデヴィッド・ボウイが[EARTHLING]をタイトルにしたアルバムを出しています。ガガーリンが宇宙から地球を見てから半世紀たった今、あらためてEARTHLINGをキーワードに据え、これからの地球人のあり方、可能性について考えてみたいと思っています。それぞれの登壇者が、EARTHLINGという言葉をどのように捉えてプレゼンテーションするかも注目です。
宇宙から地球を見て50年
今年はユーリイ・ガガーリンが初めて宇宙から地球を見てからちょうど50年目です。この半世紀の間に人類は2倍以上に増え、相変わらず争いを止めず、限られた資源を食いつぶし、自然を破壊しながら21世紀を突き進んでいます。とはいえ国境を越え、同じ星をふるさとにもつ「地球人」という意識も芽生え、地球環境のこと、世界全体の幸せを視野に入れ行動する人は着実に増えています。EARTHLING 2011は、半世紀にわたって培われてきた「地球人」という意識にあらためて着目し、世界を舞台に活躍する30人の登壇者と共に、これからの人間の可能性について共に考え、明日からの行動を生み出すイベントです。
<聴く/考える>30人のEarthlingによるプレゼンテーション
2日間で約30人の登壇者が、ひとり15分のショートプレゼンテーションを行います。科学者、技術者、デザイナー、作家、アクティビスト・・・地球的視野で活躍する30人が描く人間の可能性を、じっくり聴き、考える時間を作ります。
→30人のEarthling
<想いを伝える>アクションチケット
イベント参加費のうち、1000円分を寄付に充てます。会場受付で入場チケットと交換で、10枚綴りのアクションチケット(寄付投票券)がもらえます。会場に設置されたボックスに「投票」することでサポートすることができます。聴いて考えるだけでなく、ひとり一人行動に結びつく仕組みを用意します。
→チケットのご案内
→twitter @EARTHLING2011/@thinktheearth
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<対話する/行動する>Earth DIALOG -2012年 地球サミットに向けて
7月31日(日)、イベント2日目の最後に全てのプレゼンテーションを終えた後、会場全員が参加する、対話を軸としたワークショップ「アースダイアログ」を開催します。2012年5月に開催される地球サミットに向けて、「地球人」として、「日本人」としての提案を、楽しく対話しながら考える場にしてみたいと思っています。
協力:地球サミット2012 Japan
<ひろがる>EARTHLING
EARTHLING 2011は始まりに過ぎません。4月22日のアースデイ、5月に開催されるワールドシフトフォーラムなどを経て、2012年の地球サミットへとつながっていくきっかけの一つにします。参加者ひとり一人が主役となって、メッセージを発信したりアクションを起こしていけるようにしたい。そのための仕掛けづくりをスタッフは日々考えています。アイディアをお持ちの方、やる気がある方は、ぜひこのムーブメント作りに参加してください!
→参加のしかた