この本のメッセージのひとつは「行動すること」です。
出版をきっかけに、読者一人一人の行動が生まれることを願い、「愚行を少しでも拡大しないための」対話の場をつくり出す活動を続けていきたいと考えています。この夏、その一環として「百年の愚行展」を開催します。
百年の愚行展
会場:3331 Arts Chiyoda 1F 3331ギャラリー →地図
期間:2015年8月22日(土)〜9月27日(日)
時間:12:00-20:00(期間中無休)
料金:無料
◎スペシャルトーク【終了しました】
日 時:2015年9月11日(金)19:00-21:00 開場18:30
出 演:池澤夏樹(小説家・詩人)×小崎哲哉(『百年の愚行』シリーズ編著者)
テーマ:9.11から3.11まで――21世紀の愚行について考える
池澤夏樹(いけざわ・なつき)
作家、詩人。1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。以後、多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。1987年に『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』、『花を運ぶ妹』、『静かな大地』、など。東北大震災に関わる著作に『春を恨んだりはしない』と『双頭の船』がある。最新作は小説『アトミック・ボックス』。2014年から『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』を刊行中。
→こちらから対談採録をお読みいただけます
会場:3331 Arts Chiyoda 1F 3331ギャラリー内
料金:2,000円(学生1,000円)
定員:各回20名(定員になり次第締め切ります)
(1)【終了しました】
日 時:2015年8月28日(金)19:00-21:00 開場18:30
出 演:並河 進(コピーライター)×上田壮一(『百年の愚行』プロデューサー)
テーマ:ソーシャルコピー講座 平和を訴えるコピーを書いてみよう!
並河 進(なみかわ・すすむ)
1973年生まれ。電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表。コピーライター、クリエーティブディレクター。社会貢献と企業をつなぐプロジェクトを数多く手掛ける。ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・クリエーティブディレクター。著書に『Social Design 社会をちょっとよくするプロジェクトのつくりかた』(木楽舎)『Communication Shift 「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ』(羽鳥書店)他。
(2)【終了しました】
日 時:2015年9月4日(金)19:00-21:00 開場18:30
出 演:山田正彦(元農水大臣・弁護士)×水野誠一(Think the Earth理事長)
テーマ:TPPのウソ・ホント
山田正彦(やまだ・まさひこ)
1942年長崎県五島生まれ。早稲田大学卒業。司法試験合格後に地元で牧場経営。牛400頭を飼育し、豚は年間800頭出荷するが、価格を生産者が決められない事に憤りを感じる。その一方で弁護士事務所も開業しサラ金問題などに取り組む。衆議院議員当選後は酪農経験を生かし、狂牛病(BSE)の法案作りなど一次産業に尽力。元農林水産大臣(2010年就任)。現在 弁護士。著書に『TPP秘密交渉の正体』『「農政』大転換』『口蹄疫レクイエム~遠い夜明け』『日米食糧戦争』等。
(3)【終了しました】
日 時:2015年9月18日(金)19:00-21:00 開場18:30
出 演:津村耕佑(ファッションデザイナー)・松蔭浩之(現代美術家)
×佐藤直樹(『百年の愚行』アートディレクター)
テーマ:愚行とアートとデザインと
津村耕佑(つむら・こうすけ)
ファッションデザイナー。三宅一生氏の下クリエーションスタッフとして主にパリコレクションに関わる。究極の家は服であるという考えを具体化した都市型サバイバルウエアーFINAL HOMEを考案する。第52回装苑賞受賞、第12回毎日ファッション大賞新人賞受賞、第3回織部賞受賞。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。
松蔭浩之(まつかげ・ひろゆき)
現代美術家。「美学校」講師。1965年福岡県生まれ。88年大阪芸術大学卒業。90年アートユニット「コンプレッソ・プラスティコ」でベニスビエンナーレ・アペルト部門出展。以後、個展を中心に国内外で活動。アート集団「昭和40年会」の会長としても知られる。
(4)【終了しました】
日 時:2015年9月25日(金)19:00-21:00 開場18:30
出 演:鈴木邦男(政治活動家)×小崎哲哉(『百年の愚行』シリーズ編著者)
テーマ:『愛国』とは何か?――右と左の対立を超えて
→事前申し込みフォーム
鈴木邦男(すずき・くにお)
1943年、福島県生まれ。早稲田大学在学中から右翼・民族運動に関わり、同大学院中退後、サンケイ新聞社に入社。72年に「一水会」を結成する。代表、顧問を務めた後、2015年8月に辞任。執筆、テレビ・ラジオ出演、講演活動を精力的に行っている。近著に『新右翼〈最終章〉 民族派の歴史と現在』(彩流社)がある。
ハフィントンポストでも、展覧会のことが紹介されました(7/28)
「『百年の愚行展』開催へ 人類の愚かな行いを拡散しないための対話の場に」
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