百年の愚行(ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY)

大塚玲奈
(株式会社エコトワザ 代表取締役)

自然環境を破壊しながらしか生きられない、人類という生き物について、悶々と不満と不安を抱えていた20代のはじめ。9.11の際、たまたま様々な人種の住む寮で暮らしていました。ある人が言った「憎しみを連鎖させるのは簡単かもしれない。でもここにいる私たちは、その連鎖を止める一人目になろう」という呼びかけに、解決の糸口を見出した気がしました。愚行を繰りかえさないために一人ひとりができることは、生き方、暮らし方を自ら選択して、責任をもつこと。その選択が目に見えない誰かや何かに、どんな未来をもたらすのか、想像する感受性をもち続けたいと思います。