2013.11.11
11月8日にフィリピン中部を通過した大型台風30号の影響で、フィリピン中部のレイテ島やサマール島、ボラカイ島などを巻き込みながらフィリピンを通過し甚大な被害をもたらしている。フィリピンの国家災害対策本部は22日、死者数が5,209人、負傷者は23,404人にのぼったと新たに発表し、いまだ1,582人が行方不明とのこと。ハイエンは8日にフィリピンの6つの島に上陸した。被災地の事態は深刻で、多くの人が食料支援や医療を受けられない状況が続いている。この台風で一部のコミュニティが壊滅的な打撃を受け、約300万人が避難を余儀なくされている。
随時更新しています (2015.03.18)
特定非営利活動法人 AMDA(アムダ)
http://amda.or.jp/
団体紹介:災害や紛争発生時に、医療・保健衛生分野を中心に緊急人道支援活動を展開しているNPO法人。世界30ヵ国にある支部のネットワークを活かし、多国籍医師団を結成して実施しています。
支援内容:11月8日発生したフィリピン台風30号の支援活動として、11月10日から支援活動を実施しているAMDA医療チームはこれまでに、医療支援活動や生活支援物資提供などをレイテ島(Leyte)、サマール島(Samar)パナイ島(Panay)、ボホール島(Bohol)、ネグロス島(Negros)の5つの島を拠点に活動を実施。災害から1か月後となった12月8日には、AMDA山崎看護師がボホール島へ移動し、クリスマスに向けた支援を実施した。8日には物資の調達を行い、9日から物資の仕分け作業などを行った。まだ被災地域に支援が必要なことから、AMDAでは第8次、第9次としてAMDAバングラデシュ支部、AMDAインドネシア支部、AMDAインド支部、AMDAカンボジア支部および日本から医療チームを派遣し、AMDAフィリピン支部およびフィリピン医師会と協働でAMDA多国籍医師団を結成し、パナイ島エスタンシア(Estancia)で医療支援活動を実施する予定。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン30号台風 : 被災者に対する緊急支援活動 AMDA速報10
公益社団法人 Civic Force
http://www.civic-force.org/
団体紹介:国内の大規模災害時に迅速で効果的な支援を行うためのNPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織です。 災害時支援に必要な【情報】【人】【資金】【モノ】が組織内で共有・活用されることで円滑で効果的な支援を可能にする。
支援内容:大型台風30号の影響で甚大な被害が発生しているフィリピンに対し、Civic Forceはフィリピンのパートナー団体「CDRC(Citizens' Disaster Response Center)」やその地域支部のLCDE(レイテ開発センター)などと協力し、緊急支援物資の配布活動を続けている。レイテ島東部のタナワン市、サマール島南部のギワン市で、12月5-6日、900張のエマージェンシーテント(緊急避難用テント)を配布。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
【フィリピン中部台風支援】「人生最後の日を覚悟しました」
特定非営利活動法人 ADRA Japan
http://www.adrajpn.org/
団体紹介:教育、経済開発、医療援助、緊急援助など、多岐にわたる活動を行っているNPO法人です。
支援内容:ADRAはこれまでに、食料や損壊した家屋の応急処置キットなどの配付を行なってきた。今後は、被災世帯の生活の立て直しに焦点を移していくとのこと。被災地域の人々の生活基盤である漁業や農業の復旧作業を早急に進めること、そして特に、子どもやお年寄り、障がいを持った方がいる世帯には特別な配慮が必要であるとも考えている。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
(11/26)(12/11)【緊急支援】フィリピン台風被災者支援 vol.5 ~被災から1ヵ月。パナイ島のニーダさんのお話~
国際NGO ワールド・ビジョン・ジャパン
http://www.worldvision.jp/
団体紹介:教育、経済開発、医療援助、緊急援助など、多岐にわたる活動を行っているNPO法人です。
支援内容:ワールド・ビジョンは、被害発生直後から緊急支援を開始。12月4日までに、イロイロ、アクラン、カピス、セブ、レイテの106,260人に対して、水や食糧、衛生キットなどの物資を届け、子どもたちが安心して遊べる場所(チャイルド・フレンドリー・スペース)や、お母さんが安心して授乳できる施設の設置などを行った。台風通過から一カ月が過ぎ、ワールド・ビジョンは人命救助を最優先にした活動に一層力を入れている。同時に、地域の方々が食べ物の不自由なく、整ったインフラの中で安全かつ安心して暮らせるよう、生活環境を回復する活動にも注力。そして何よりも、被災した子どもたち自身の力が再生するよう、健康・栄養・教育・保護の各方面でサポートしていくとのこと。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
【フィリピン台風第6報】 災害発生から1カ月
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)
http://www.aarjapan.gr.jp/
団体紹介:1979年より、海外における難民・避難民への支援や、障害者支援、対人地雷廃絶・被害者支援など、多彩な支援活動を展開しています。
支援内容:日本生まれの国際NGO 、AAR Japan[難民を助ける会]は12月3日(火)、杉澤芳隆による、緊急報告会を開催する。東日本大震災の直後にも被災地で支援活動に従事した杉澤が、11月30日にフィリピン台風被災者支援から帰国し、被災地の最新の状況と、いま日本のわたしたちに求められていることを話す。AARの緊急支援チーム(五十嵐豪、杉澤芳隆)は、11月14日(木)からフィリピンに入り、現地の障がい者団体などと協力して活動を実施。セブ島やレイテ島など被害の甚大な地域で、災害時に特に困難な状況に置かれがちな障がいのある方々に関する情報収集に重点をおいて調査を実施。11月23日(土)には、支援がほとんど届いていないセブ州北部のヒロトゥンガン島で、障がい者や高齢者のいる世帯を中心に、食料を配付した。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン台風:12月3日 緊急報告会を開催します
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
http://www.savechildren.or.jp/top/jpn/
団体紹介:セーブ・ザ・チルドレンは、1919年イギリスで創設され、すべての子どもが子どもらしく生きることができる『子どもの権利』を実現するために、継続的な生活の改善を目指し活動している団体です。
支援内容:子どもたちは、今後の生活に長期にわたって影響を及ぼすような大災害を経験したばかり。セーブ・ザ・チルドレンは、その子どもたちが学校に戻った直後の接し方や授業の進め方について、教師を対象にワークショップを開催している。ワークショップでは、教師たちも子どもたち同様に被災者であることを考慮しながら、学校再開から最初の数週間は、子どもたちがただ子どもでいられる場所で楽しく過ごせるような授業の組み立て方を伝えているとのこと。
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フィリピン台風30号緊急支援【第10報】被災地で学校が再開(2013.12.05)
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)
http://peace-winds.org/
団体紹介:紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して支援活動を行うNGO団体。日本に本部を置き、これまで世界26の国と地域で活動してきました。
支援内容:フィリピン台風30号で甚大な被害を受けたサマール島の被災者5,000世帯に対し、支援物資を配布。11月26日までに、地元のパートナー団体Citizens' Disaster Response Center (CDRC) 及びLeyte Center for Development (LCDE)と共同で、首都マニラから同島の南端に位置するギワンに移動し、1,540世帯分の支援物資を配布。さらに12月4日から6日にかけては、同じくサマール島のマラブとヘルナーニの2地域において、3,460世帯分の物資を配布した。これから被災者が日常の生活を取り戻すため、経済活動などを再開できるように、今後も継続的に支援を行っていく予定とのこと。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン台風被災者支援】被災地サマール島で5000世帯へ物資配布
公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
http://www.careintjp.org/index.html
団体紹介:CAREは世界70カ国以上で高度な専門性をもつ15,000人のスタッフが自立支援、人道支援活動を行う世界最大級の国際協力NGOです。60年にわたる貧困の根絶に向けた活動は、国連や各国政府の高い評価を得ています。
支援内容:発生から1カ月を過ぎた12月10日に、CAREは「フィリピン台風被災者緊急支援事業」にかかる中期戦略を発表。支援が行き届いていない取り残された地域を特定し、その地域までの到達を可能とする地元の市民社会組織と連携して、支援活動を展開する。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
「フィリピン台風被災者緊急支援事業」にかかる中期戦略を発表しました
特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン
http://www.oxfam.jp/
団体紹介オックスファムは世界90カ国以上で、そこに住む人びとと共に活動する民間の支援団体です。私たちは、貧困に生きる人びとがその貧困から抜け出そうとする努力をサポートし、また貧困そのものを根本的になくそうとする活動を行っています。
支援内容:オックスファムは、コメの生産地であるサマール島とレイテ島で農地の復旧支援を行っている。オックスファム・ジャパンのボランティアとして活動していただいている、福岡県の久留米大学の皆さんから、「フィリピン支援報告会」開催のお知らせ。災害から1ヶ月が経ったフィリピンの現状や、オックスファムが現地でどのような支援活動を行っているのか、また長期的な支援の必要性について、多くの方に知っていただく機会にしたいと考えているとのこと。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
12月16日(月):フィリピン支援報告会@久留米
認定NPO法人 アジア日本相互交流センター・ICAN
http://www.ican.or.jp
団体紹介:1994年より、危機的状況にある子ども達の生活改善に取り組んでいるフィリピンで活動する団体です。
支援内容:これまでの20年間のフィリピンでの活動経験を活かし、フィリピン共和国レイテ島タクロバンを中心とした被災地で緊急救援活動を開始。救援物資として水・食糧・テント等などの配布を行なう。facebookページより、現地の情報を発信中。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン中部台風災害緊急救援へご寄付をお願いします
日比NGOネットワーク(JPN)
http://jphilnet.org/
団体紹介フィリピンの人々との協力活動を行う日本のNGO間の相互理解および協力関係を促進するとともに、日本とフィリピンのNGO 間の協働を推進することにより、両国市民社会の創造的な関係構築に寄与することを目的としている。
支援内容:援助の手が十分に届いていないサマール島の住民を対象に、支援活動を開始。フィリピン側カウンタパート「比日NGO パートナーシップ」(現地NGOが19団体参加するネットワーク)と協力して、「フィリピン農村人材開発パートナーシップ」(PhilDHRRA)(農村開発を進めるNGOの連合体)による食料や飲料水などの給付活動を応援。クリスマスイブに開催されるチャリティイベントのご案内。収益の全額がJPNに寄付されるとのこと。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
【緊急支援】12/24 Christmas Jazz Party for The Philippines
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会
http://www.sva.or.jp/
団体紹介:SVAは、1995年に起こりました阪神淡路大震災の被災者救済から緊急救援事業を開始。今までの国内外での災害に対する緊急救援の経験を生かし、災害ボランティアセンターの立ち上げ支援・運営や協力者と共に被災者支援活動を実施しています。
支援内容:シャンティ国際ボランティア会(以下SVA)は、11月22日よりフィリピンのサマール島にスタッフを派遣し、ニーズの調査と被災者支援を行っている。12月5日、必要な生活用品を一セットまとめた生活支援パックを配布。現地に派遣している職員と地元の協力団体「西サマール開発財団」が協力して、フィリピンの台風被災地・サマール島で支援物資の提供を始めた。今月5日には、同島南部の東サマール州エルナー二町の2村460世帯を対象に、米(4kg)、フライパン、コーヒー、塩、クリーム、醤油、砂糖、洗剤、石けん、蚊帳、下着、生理用品、魚の干物(1kg)を各家庭へ配布。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン台風ハイエン発生から1カ月 -いまだに手作りの小屋やテントで暮らす460世帯を対象に支援物資を配布
特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
http://www.knk.or.jp/
団体紹介:国境なき子どもたち(KnK)は開発途上にある国々のストリートチルドレンや人身売買の被害に遭った子ども、大規模自然災害の被災児など、恵まれない青少年を支援するNGOです。日本と諸外国の子どもたちがお互いの理解を深め、友情を育み、共に成長していくことを目的に1997年よりアジアの国々で活動を展開しています。
支援内容:空路なり海路なり、限られた被災地への移動手段が復旧次第、来週にもKnKフィリピン現地チームは、最も甚大な被害を受けたレイテ島またはパナイ島に初動調査に向かう予定。ご支援、そしてジャパン・プラットフォームやKnKフィリピンとのパートナーシップにより、今月末か12月初旬にも子どもと青少年、若い母親のためのデイケアシェルターを開設し、飲料水や食料、衛生用品や毛布などの必需品を提供するほか、レクリエーションなどの教育活動の実施を計画している。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン大型台風 緊急支援 KnKフィリピンチーム、レイテ島とサマール島で調査を開始
国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
http://www.joicfp.or.jp/jp/
団体紹介:ジョイセフでは、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の理念に基づいて、どこに住んでいる人も、安心して安全な妊娠、出産ができるように、すべての妊娠が望まれた妊娠であるように、そして妊娠や出産で命を落とす女性たちが1人でも減るように、3つの支援活動の柱で事業を行っています。
支援内容:ジョイセフはフィリピン家族計画協会(FPOP: Family Planning Association of the Philippines、IPPF加盟団体)の緊急救援活動方針を共有し支援を行うとのこと。FPOPは全国に29支部を有し、被災地6カ所に緊急オペレーションセンターを設立し、支援が最も届きにくい被災地の女性、妊産婦、新生児を対象に支援を行う。FPOPは、ミニマム・イニシャル・サービス・パッケージ(MISP:リプロダクティブヘルス必須アイテム)を購入し、被災した6万人以上の妊産婦と授乳中の女性に配付を開始。
▽詳しくは、下記URLよりアクセスしてください。
フィリピン被災女性・妊産婦支援 活動情報