2008.06.02
2008年5月2日〜3日にかけて、サイクロン「ナルギス」がミャンマーを直撃。首都ヤンゴンを中心に大きな被害を出しています。軍事政権の発表によると、5月16日現在サイクロンによる死者は7万7,738人、行方不明者5万5,917人と計13万人を超えた。 5月23日には国連事務総長潘基文(パン・ギ・ムン)氏の要請により国外からの人的支援の受け入れ拡大を表明したが、いまだに十分な対応がなされていないと見られている。発生から一ヶ月経つ現在も、被災者への援助は十分に行き渡っていない。(last update 2008.6.2)
随時更新しています (2009.12.06)
特定非営利活動法人AMDA(アムダ)
http://www.amda.or.jp/bulletin/2008/myanmar/
サイクロン発生直後に現地事務所の調整員が被災地の調査を開始。5月10日、ヤンゴン管区南部において医療支援活動を開始した。11日から、ミャンマー人スタッフで構成されたAMDA医療チーム(医師4人・保健師3人・補助2人)が、現地保健当局と協働で巡回診療を行なっている。
※この他、イーバンク銀行からも振込ができます。
ケア・インターナショナル ジャパン
http://www.careintjp.org/news/newsrelease_080506.html
サイクロン発生直後に調査を開始、すでに1万人の被災者に、水浄化剤や安全に水を保存する容器を配布した。今後、5万世帯を対象に食糧、シェルター用のビニールシートなどを配布する予定。
シャンティ国際ボランティア会
http://sva.or.jp/eru/myanmar/
政府の支援が届かない人々を対象に、被災地内で不足している水や食料、医薬品の他に仮住まいを作るための資材などの緊急救援物資を直接配布します。
※郵便局からの振り込み手数料は免除されます。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
http://www.savechildren.or.jp/news/2008/20080507myanmar.html
ヤンゴン郊外で緊急支援を開始。3万人に対し、緊急救助アイテム(食料、浄水タブレット、プラスチックシート、調理器具、下痢止め)を配布。デルタ地帯に支援物資を届けるためのトラックやボートの手配も進めている。
世界の子どもにワクチンを日本委員会
http://www.jcv-jp.org/aboutJCV/info/080508_001.html
1997年からワクチン支援を行ってきたミャンマーでは、感染症の流行やワクチン関連設備(コールドチェーン)も破壊されてしまいました。復興時に必要な予防接種ワクチンとワクチン関連設備を支援するための緊急募金を行っています。
※この他、クレジットカードからも募金ができます。申込用紙を請求ください。
難民を助ける会
http://www.aarjapan.gr.jp/lib/press/press0805-2myanmar.html
スタッフをヤンゴンに派遣し、被災者支援を開始。支援の手の届きにくい障害者(児)の世帯を中心に、生活に欠かせないなべや皿、食料品などを配る予定です。
※領収証が必要な方はその旨お書きください。寄付金控除の対象となります。
ブリッジ エーシア ジャパン
http://www.baj-npo.org/cyclone/Fr-cyclone-02.htm
1995年からある駐在事務所を活用し、支援活動を進めていく。被災住民に対し、飲料水などの支援を行うことにしている。
ワールド・ビジョン・ジャパン
http://www.worldvision.jp
被災直後から支援実施。既に7万8千人に水・食糧等を配布。デルタ地帯でも支援実施中。今後の支援対象人口は約25万人を想定。特に子どもたちへのケアを本格化させる。日本人スタッフも、2名が現地入りしている。