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イルミネーションもスマートに 線路跡地で光のアートイベント

2014.03.25 平澤 直子

ひかりの実を飾る子どもたち  写真提供:象の鼻テラス

3月29日、神奈川県横浜市の東横フラワー緑道(※1)で、「スマートイルミネーション かながわ」が開催されます。このイベントは、2011年より毎年秋に行われている「スマートイルミネーション横浜」の、一日限定ミニバージョンです。

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Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by Freebirds810


横浜といえば、ベイブリッジや停泊船の灯りからなる港ならではのすばらしい夜景が特長の一つですが、スマートイルミネーション横浜ではその夜景を「開発」。アーティストによる夜景演出に、LED照明や畜光塗料、太陽光発電など、時代に沿った環境技術を取り入れ、新たな時代の夜景を創造する国際アートイベントへと成長させました。2012年には、海外3組を含む23組のアーティスト、9の大学が参加。ライトアップや展示だけでなく、多種多彩な参加体験型インスターレションやワークショップが開催され、約19万人が来場しました。

今回のイベントでは、横浜市立青木小学校の児童とオーストラリア人アーティスト、スティーブン・ムシンが高島山トンネルに影絵の「地下の森」を出現させるほか、来場者が色とりどりのLED電球を果実袋で包んで木に飾れる「ひかりの実」、7色に変幻する光る衣装「イルミウェア」の試着体験プログラムなど、来場者が参加できる体験型作品が盛りだくさんです。

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スティーブン・ムシン 作品イメージ  写真提供:象の鼻テラス


また、2014年のスマートイルミネーション横浜は10月30日から11月3日まで開催の予定です(変更の可能性あり)。今回のイベントとあわせてぜひ。

なお、過去のスマートイルミネーション横浜については、「象の鼻テラス」(※2)によりプロジェクトブックが製作されており、ウェブからのダウンロードが可能です(2011年2012年。両年ともpdfが開きます)。当日の来場が難しい方、来場前に予習をしたい方はこちらをどうぞ。

※1 東急東横線の東白楽駅~横浜駅間の地下化に伴い生じた線路跡を整備してできた緑道。
※2 横浜市の開港150周年事業として象の鼻パーク内に開館したレストハウス。アートスペースを兼ね備えた文化交易拠点でもあり、同市の創造都市政策を推進し、スマートイルミネーション横浜の前身である「夜景開発プロジェクト」をスタートさせた。



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