Climate Change
2010.08.31 奥山 賢治
早寝早起きをして、夜の電力消費を抑えようと、環境省が朝型生活へのチャレンジ(略して「朝チャレ!」)を呼びかけています。「朝チャレ!」は全国に広まりつつあり、現在120を超える企業や団体が参加。ほとんどが一般企業ですが、珍しく自治体として賛同している京都市では、夏休みから生活が切り替わる9月を「朝スタイル月間」とし、出勤や通学前に参加できる「京の朝部」を開催します。
京の朝部は、さわやかな朝にトレッキングを楽しむ「朝ハイキング部」、ふろしきのマナーや使い方を学ぶ「朝ふろしき部」、心身ともにリラックスさせる朝ヨガ「オハヨガ部」などなど、企業やお店と協力した講座を設けています。
京都市はキャンペーンと連動する専用サイト「京朝スタイル」を開設。京の朝部の申し込みが同サイトからできるほか、市内の朝市や座禅会、観光情報、早朝から営業している店なども紹介しています。また、同市は講座開催に協力してくれる企業を引き続き募集し、10月以降も講座を継続する予定です。
環境省の試算によると、夜1時間早く就寝して照明、エアコン、テレビなどの電気製品の電源を切る生活をすれば、1世帯当たり二酸化炭素を年間165キロ(レジ袋6000枚の焼却分に相当)削減できるとのことです。
さわやかな風を感じられる9月。夜は早めに体を休めて、朝の時間を有効活用、さらに地球に優しい生活をはじめてみてはいかがでしょう。
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http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100823000080