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Haiti Earthquake:Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by United Nations Development Programme's photostream

１月12日に起きた大地震で壊滅的な被害を受けたハイチ。世界各国から食料や水、医薬品などの援助物資が届き始めましたが、アメリカの宗教援助団体フェイス・カムズ・バイ・ヒアリングは、ちょっと変わった品を被災地に寄付しました。

それは「オーディオ聖書」です。太陽光発電で動くオーディオプレーヤーを利用し、聖書の内容を聞くことができるというもの。字の読めない貧しい人や子どもたちのために開発されたもので、400以上の言語の聖書が用意されています。今回はハイチの公用語であるクレオール語版を収録したプレーヤー600台が、既に現地に向けて発送されました。

今回の地震で家を失ったりけがをした人は、300万人以上に上ると見られています。　「人々に必要なのは希望と癒しです。（オーディオ聖書を聞くことで）神は彼らを見捨てていないと知ることができるはずです」と、フェイス・カムズ・バイ・ヒアリングはサイトでコメントを発表してます。

ハイチはカトリックの信仰が厚い国。支援の手が行き届かずに人々のいら立ちが募るなか、精神的支えが重要な役割を果たすことになるかもしれません。