Education
2012.06.27 木村 絵里
photo by kimura eri
「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに活動しているMERRY PROJECT(代表・水谷孝次)。これまでに世界26カ国3万人以上の笑顔を撮影、それらを傘にプリントして展示するイベントなどで知られていますが、2008年から子どもたちに農業を楽しんでもらおうとMerry Farmingを開始。六本木のビルの屋上で野菜や稲を育てています。6月23日、今年の田植えに参加しました。
当日は23人の保育園児が初めての田植えに挑戦。一畳ほどの田んぼやバケツの中に土を整え、小さな苗を植え付けました。はじめ泥に手を入れるのを怖がっていた子も、一度やってみると夢中になっていました。秋に稲穂がついたころ、また同じ園児を呼んで収穫をするそうです。
今回のワークショップに参加した体験教育のぴぐみー自然保育園の代表・大黒竜也さんは「都会では難しい『体験すること』を大事にしています。園でも昼食を子どもたち自身で作らせたり、週末は森へ連れて行って魚を獲らせたりと、できるだけ自分たちで取り組む環境を作っています」と話してくれました。
都会にいても自然に触れることや作物を育てる経験は、子どもにとってとても大切なことです。MERRY PROJECTでも、屋上農園をみんなのコミュニティーにしたいと話していました。今後も様々な農業ワークショップが行われる予定ですので、興味のある方はウェブサイトをぜひチェックしてみてください。
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