Energy
2009.02.10 アマサワエンジィ
「風力発電の設置に関する現在のシステムは実用的でない。風力発電機が、近くのホームセンターで買えてもいいはず」と考えていたのは、アメリカ・シアトル住在のチャド・マグラックさん。このほど彼の夢を実現させるチャンスが到来しました。
今年10周年を迎えるグーグル社が 「プロジェクト10の100乗」と題したコンテストを企画したのです。「最もたくさんの人に役立つプロジェクト」として選ばれた最優秀作5点には、賞金1000万ドルが贈られます。マグラックさんはこのコンテストに、高さ約90センチで3本脚の小型風力発電機のアイデアを出品。彼の発明が画期的なのは、出力した電力を変換するための高額なコンバーターが不要なこと。「家全体の電力をサポートすることは出来ないが、何でも少しずつやることが大切」と、マグラックさんは言います。
コンテストには既に世界各国から10万以上ものエントリーがあり、グーグル社は25カ国語で受け付けました。自分のアイディアをYouTubeに載せる応募者もおり、その中でマグラックさんのビデオの視聴率は上位に入っています。現在、社員がアイディアを100まで絞り込んでいるところで、結果は 3月17日に発表されます。同時にネットユーザーの一般投票が開始され、20位まで絞り込まれるそうです。ぜひ参加してみては?
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http://seattletimes.nwsource.com/html/localnews/2008670567_googlewind26m.html