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NY科学博物館に世界一大きなお菓子の街が出現

2013.11.28 平澤 直子

シェフのJon Lovitchさんによる巨大ジンジャーブレッドの街(写真は2011年の作品)

最近日本でもよく目にするお菓子の家、ジンジャーブレッドハウス(別名ヘクセンハウス)。アメリカではクリスマスの時期に家庭や教会で手作りされます。大抵は家1軒とその庭が作られるのですが、今、アメリカのニューヨーク科学博物館では、なんとジンジャーブレッドの「街」が展示されています。

Gingerbread Laneと呼ばれるこの街は、シェフのJon Lovitchさんが1994年からほぼ毎年作り続けているもので、最初は12軒の家からなる小さなものから始まりました。そして年々コンセプトや設置場所を変更しながら規模は拡大し、20回目(※)となる今回は約180キロのジンジャーブレッド生地を使い、同量の飴と約1トンのアイシングでカラフルに飾られた、約28平方メートルの大きな街になりました。街の中には家、お店、学校、消防署、それに地下鉄や電車の駅といった157軒もの建物が作られ、今年、世界一大きなジンジャーブレッドの街としてギネス世界記録に認定されました。認定後も製作は続き、164軒まで増える予定です。

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食べられる街に興味津々の子ども


シェフが10カ月もかけて作ったこの甘い食べられる街の家は、1軒ずつ無料でもらうことができます(ひとり2軒まで)。展示の最終日である来年1月12日の12時から同館で配布が始まりますので、欲しい家が決まっている人は早めの入館を! なお、残念ながら海外発送は受け付けていないようですので、遠方で来館不可能な方は、シェフが配布しているレシピを参考に手作りしてみてはいかがでしょうか? 自分だけの夢の家が作れます!

※同じ年に複数の場所で行うこともあるので、今回は19年目ですが、20回目となります。



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このニュースの地域

ニューヨーク、アメリカ (南北アメリカ


平澤 直子