Food
2011.07.27 岩井 光子
Cabbage:Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by pen3ya
カツやフライの添え物やお好み焼きの具など、食卓に欠かせないのに、どうも脇役になりがちなキャベツ...。日ごろ引き立て役として実力を見過ごされているキャベツを主役に据え、その魅力を思う存分語り合おうという「キャボス会議」が7月31日、夏秋(かしゅう)キャベツ生産量日本一の群馬県嬬恋村で開かれます。
会場となるのは、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぼう」(通称:キャべチュー)のイベントが毎年開かれている愛妻の丘。パネリストには、日本愛妻家協会事務局長の山名清隆さんを始め、嬬恋村村長、群馬県のぐんまブランド推進室長、農商工連携を支援するNPO法人代表者、フードコーディネーターなどキャベツ大好き、野菜大好きを自任する15人が集まり、標高1200メートルの高原で愛のこもったキャベツトークを繰り広げます。
当日は、贈答用キャベツとして新しく考案された「さけばれキャベツ」のお披露目も。愛を叫ばれたキャベツは甘くなる、よりおいしくなるとの信念のもと、30人余がキャベツへの愛と感謝を叫びます。さけばれキャベツは一個2000円のプレミアム価格で販売、ネット通販との連携を模索中とのこと。
夏の高校野球地区予選では、嬬恋高校が応援合戦でキャベツをアピールするなど、キャベツは自他共に認める嬬恋の「顔」。愛妻の丘からほど近い広域農道「つまごいパノラマライン」南ルートからは広大なキャベツ畑が望め、爽快なドライブルートとして知られています。まさにキャベツへの愛を語り合うのにふさわしい場所と言えそう。
会議の模様はUstream(ユーストリーム)でも中継予定です。
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