Food
2010.05.18 宮原 桃子
(c) TransFair
フェアトレード商品と言えば、コーヒー、紅茶、ココア、砂糖、ジャム、フルーツ・ジュース、バナナ、蜂蜜、チョコレートなどがポピュラー。これらから連想できるもの...それは朝ご飯です。
5月8日に行われた世界フェアトレード・デーを記念して、5月23日まで「FAIRTRADE BREAKFAST!」というキャンペーンが行われています。フェアトレードの食べ物を使った朝ご飯を食べようというキャンペーンで、世界20カ国から約8万人が参加し、約900ものイベントが催される予定です。ドイツでは、家庭だけでなく、学校や教会、レストラン、フェアトレード・ショップなども巻き込み、約3万人の参加が見込まれています。また、ドイツのスターバックスでは世界フェアトレード・デーにフェアトレード・コーヒーが無料で提供され、大手スーパーの一部店舗ではフェアトレード朝ご飯をテーマとする販促キャンペーンが行われるなど、一般企業も参加しています。
毎日の朝ご飯に一品でもフェアトレードの商品を使ってみる、それは小さなアクションにも思えますが、世界中の人が毎日続ければ、生産者にとって大きな利益になることは間違いありません。
関連するURL/媒体
http://www.fairtrade.net/breakfast2010.html