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2010.02.16 奥山 賢治
Still life:Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by mckibillo
水産・海洋分野での産学連携や地域拠点との連携体制を目指す「東京海洋大学(産学・地域連携推進機構)」は飲食店情報検索サイト「ぐるなび」とともに海産物の栄養成分や歴史、新メニューなどを紹介するセミナーに取り組みはじめました。
当セミナーでは、まず生産地の自治体関係者が海産物の食べ方、栄養、旬の時期、歴史などを解説。続いて、その海産物を使った新メニューを、腕利きの一流シェフが「ぐるなび」掲載店やメーカーなどに紹介します。
食材の「生産地」と食材を調理し消費する「都心」を、今まで以上に連携させ、より「地産都消」を活性化させることが狙い。これを機に「地方」と「都心」の新しいつながりが生まれることを願うばかりです。
今後も「東京海洋大」と「ぐるなび」は農業関連の研究・教育機関、メーカーや流通業者などを巻き込んだ活動も検討していくという。
海産物に限らず、農業学や栄養学といった面でも「地方」と「都心」をつなげる取り組みに、研究機関や企業はどんどん参加してほしいと思います。そうすれば、「都心」と「地方」の結びつきが強まるばかりか、生産地である「地方」への関心がより高まっていくことでしょう。
関連するURL/媒体
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100209ecad.html