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LEGOブロックで「はやぶさ」の感動をふたたび

2011.03.11 岩井 光子

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一般ユーザーがビジュアル化したレゴ版「はやぶさ」のイメージ  (c) LEGO(R) CUUSOO


「こんな商品があったらいいのに...」、まるでのび太がドラえもんにお願いするような望みを現実にしちゃおうという100%消費者視点の商品企画サイト「空想生活」をご存じですか。ひとりのユーザーがひらめいたアイデアを「あ、そんなの欲しかった! いいね!」と共感する人たちの間で機能やデザインをブラッシュアップしながら商品の魅力を高めていき、賛同する仲間をたくさん集めたら、最後にはメーカーの企画担当者を動かして現実化するのが、そのストーリーの道筋です。サイト運営と仲介役を務めるのはエレファントデザイン

このサイトで現在盛り上がっているのが、ブロックのおもちゃでおなじみのLEGO(本社・デンマーク)の空想生活版サイト「LEGO CUUSOO」。こんな新作が欲しいというアイデアに共感する票が1000集まったら、実際に商品化されるというもので、この条件を昨夏、日本人一般ユーザーの考案したモチーフが初めてクリア。商品化されたのは、有人調査船としては世界一の水深6500メートルまで潜ることができる、日本の有人潜水調査船「しんかい6500」。同船を所有する独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が監修し、80ページにもおよぶ解説ブックレットがついた力作は、2月中旬に発売されました。

現在、「しんかい6500に続け」とLEGO CUUSOOで盛り上がりを見せているのが、あの小惑星探査機「はやぶさ」商品化のアイデア。「親子の科学教材にできるようにフルサイズとミニサイズをセットに」「売り上げの一部はJAXAに寄付しては?」「回収カプセルもつけてほしい」など活発な意見が飛び交っています。票数は3月11日現在で736。レゴ好きの方、はやぶさに興味のある方はぜひぜひのぞいて参加してみてください!



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