Think the Earth

余震が続き、停電と放射線被爆の可能性になんとなく落ち着かない日々。被災地でなくとも、明日が不安という人は多いのではないのでしょうか？

そんなときに役に立つのがハーブやアロマの力。お茶を一杯飲むのなら、鎮静効果のあるハーブティーを代わりに。眠るときには枕に一滴のアロマオイルを。それだけで、人間は落ち着けるものです。

では、どんなハーブ・アロマを使ったらいいの？　という方のために、ここで紹介しておきます。

＜ハーブ＞
・リンゴに似た甘い香りが好きな人：ジャーマンカモミール
リンゴに似たやや甘い香りを持つ、とても飲みやすいハーブです。精神を落ち着かせる目的以外にも、胃炎や生理痛を鎮める目的でも使われてきたハーブです。

・レモンのようなさっぱりした香りが好きな人：レモンバーム
名前の通り、レモンのようなさっぱりした香りのするハーブです。心と体のデリケートな状態を穏やかに調整してくれるとされ、ヒステリーやパニック、緊張状態を緩和するために使われてきました。

・爽やかな香りが好きな人：リンデンフラワー
万人受けする、やや甘い香りのするハーブです。昔から不安や興奮を鎮めると言われ、ヨーロッパでは街路樹としてよく見られ、旅人はこの木の下で眠ったという言い伝えが残っています。

※飲み方：ポットに小さじ山盛り一杯のハーブと150ミリリットル程度のお湯を入れ、3分ほど待ってから濾（こ）し、お飲み下さい。
※ここで紹介したハーブは、お子様にもお使い頂けます。

＜アロマ＞
・柑橘系の香りが好きな人：スイートオレンジ
その名のとおり、オレンジの香りです。気分が落ち着かせ、安眠を促す働きがあります。

※刺激があるので、肌に触れないように気をつけてください。

・ローズ系の香りが好きな人：ローズオットー
ダマスクローズの花から採れるアロマです。緊張を和らげ、安眠を促してくれる作用のほか、後向きな感情を前向きにしてくれる働きがあります。

・エキゾチックな香りが好きな人：スイートマジョラム
ほのかに甘くスパイシーな香りがします。ストレスを解消して気持ちを明るくしてくれるほか、不安や孤独感を和らげてくれる働きがあります。

※使い方：枕に1滴垂らしたり、ハンカチに1滴垂らしてお使い下さい。
※3歳以下の乳幼児には使用しないで下さい。
※万が一口に入ってしまった場合はすぐに大量の水で口やのどをすすいで下さい。

気分が落ち着かないときは、是非試してみてください。