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2011.03.22 ささ とも
東日本大震災という未曾有の災害を目の当たりにし、苦しんでいる多くの人たちのために何か役に立つことがしたい。そんな思いで立ち上がった人たちの活動のひとつに、日本に住む外国人のために地震関連の情報を提供するというものがあります。活動のいくつかを紹介します。
・東京外国語大学の学生たちが作成した「How to Protect Yourself」。現在40カ国語に対応。
・1995年阪神大震災をきっかけにつくられた神戸市・長田区にあるコミュニティ放送「FMわぃわぃ」のウェブサイト。多言語情報などに関するお知らせを随時更新。被災地のラジオ局で流せるよう音声ファイルを提供している。
・日本の環境関連情報を海外に発信する非営利団体「ジャパンフォーサステナビリティ(JFS)」の震災に関する情報を集めた英語の特設ページ。
ほかにも被災地域の国際交流協会(PDF)では多言語での電話サービスなどを提供しています。大勢の人たちがそれぞれの問題を抱えて、誰かの支援を待っています。幸いにもこの災害を免れた私たちに--忙しい会社員でも、社会経験のない学生でも、子育て中の主婦でも、お年寄りでも、子どもでも--できる支援があるはずです。一人ひとりが知恵や力を出し合えば、日本はこの危機を早急に乗り越えられる、そう信じています。
関連するURL/媒体
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110315_432916.html