Mobility
2010.05.02 西久保 美千代
4月24日、静岡県の富士スピードウェイのカートコースで、お買い物用自転車耐久レース「ママチャリグランプリ」第1戦が開催されました。
前にカゴのついたおなじみの「ママチャリ」を使用、1チーム5-10人交代で、1周約500メートルのカートコースを6時間ひたすら走るという、真剣かつ平和でエコなレース。94チームが参加、一位のチームは340周走りました。
このサーキット場は、環境への取り組みにも積極的です。2005年に完了したリニューアル工事。その際に出た廃棄物を減らそうと努力した跡が、あちこちに見られます。レース場にあったガードレールは、移動させてショートサーキット用などに、また骨材、木、コンクリートなどは、チップ状に粉砕して再利用する、といった具合です。
CO2を排出しない、母と子を軽やかに運ぶ健康的な乗り物、ママチャリ。日常どこでも見かけますが、今回、富士山の麓で、春とは思えない氷雨にも負けず熱い戦いを繰り広げた100台近くの勇姿は格別でした。
関連するURL/媒体
http://www.japan-racing.jp/fsw/10/10mama.htm