Biodiversity
2009.10.12 高田 久代
Fruits: Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by DeusXFlorida
公共エリアなどにあるフルーツやナッツの木の情報を書き込んだデジタル地図が登場し、ニュージーランドの都市での「街なかフルーツ狩り」が口コミで人気を呼んでいます。
オークランド在住でエコライフを実践しているマイケル・ブレンドファー氏がアメリカの同様の取り組みを参考に始めたこのプロジェクト、だれもが無料で使えるグーグルマップ上で街路樹や公園などの食べられる実の情報を共有し、街なかのフルーツ狩りに出かけることで、収穫されずに捨てられる果物や木の実を減らそうという取り組みです。
現在、開始から3カ月ほどでミカンやリンゴ、ハーブやブラックベリーなど約40の植物について場所や収穫時期が登録され、オークランド以外の都市も巻き込んで街なかフルーツ狩りが全国に広がりを見せています。「たくさんの人にこの取り組みに参加してもらい、街なかフルーツ狩りで集めた食べ物で収穫パーティーを定期的に開くことが夢です」とブレンドファー氏は話しています。
関連するURL/媒体
http://www.nzherald.co.nz/environment/news/article.cfm?c_id=39&objectid=10601265&ref