いま企業や学校、病院から自治体まで、あらゆる場で研修や交流を目的としたワークショップが盛んに行われています。身体表現や工作を行う子ども向けのワークショップも花盛りです。学びが個人的なインプットの行為から、同じ興味をもつ人たちが集まってコミュニケーションをとりながら新しい学びの文化を創造する活動へと、形を変えていることの現れといえそうです。
日本にワークショップという言葉がまだなかった1970年代から、学び・ワークショップの研究を続けてきたのが、同志社女子大学現代社会学部教授の上田信行さんです。「プレイフル・ラーニング」という言葉を掲げ、学びのオルタナティブを模索し続けてきました。
学びは一人で向き合うもの(learning1.0)から、他者との関わりで育まれるもの(learning2.0)へと進化し、今さらに次の段階(learning3.0)に進もうとしている、と上田さんは考えています。
学びの未来を探りに、奈良・吉野のネオミュージアムに上田さんを訪ねました。
(Text by Atsuko Koizumi)
目次へ移動 セサミストリートとの出会い
ネオミュージアムは上田さんが自ら建てた実験的アトリエです。緑あふれる建物からは吉野川が一望でき、風が心地よく吹いてきます。この場所で、これまでに多くの人々が出会い、新しい学びに触発されていきました。
上田さんが学びに取り組むきっかけとなったのは、大学3年生のとき、日本で放映が始まったばかりの幼児向けテレビ番組『セサミストリート』に出会ったこと。パペットと一緒に歌を歌いながらアルファベットや数字を覚えるのだって!? 当時の学習といえば、先生が子どもたちに教える一方通行型が常識でした。そして、できるだけたくさんの知識を頭に詰め込むことがほめられる時代。「教育は楽しくていいんだ!」と衝撃を受けました。
実際、『セサミストリート』は楽しく学ぶことの効果を証明しています。それまでアメリカでは幼児の教育にほとんど関心が払われていませんでしたが、1000人以上を対象にした調査で、『セサミストリート』を見ている子どもは見ていない子どもに比べ、文字や数字の認識力が高いという結果が出ているといいます。
アメリカンフォークのバンドを組み、エンターテインメント業界やテレビの仕事に興味を持っていた上田さんは、「これこそやりたかったこと」だとアメリカへの留学を決意。セントラルミシガン大学大学院で視聴覚教育を学びますが、実はこのときは英語にも苦労し、楽しい学びとはほど遠い留学生活だったそうです。
けれども休暇中に、ニューヨークにある『セサミストリート』の制作現場を見学する機会に恵まれます。『セサミストリート』を制作していたのは、非営利団体のチルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ(CTW、現セサミ・ワークショップ)。現場はまさにワークショップでした。大人たちがワイワイと楽しそうに、コミュニケーションをとりながら、番組をつくっていました。とはいえ、決してお気楽にやっているわけではありません。実に真剣に向き合っていたのです。実験を重ねながら、真剣に楽しむ――そんな彼らの姿が、上田さんのプレイフル・ラーニングの原点となります。
初心を思い出した上田さんは、セントラルミシガン大学大学院を卒業後、ハーバード大学教育学大学院に入学し、『セサミストリート』を研究するジェラルド・レッサー教授のもとで学びます。さらに6年後の2度目のハーバード留学で、才能は生まれつきのものではなく発達する(Talent is developed, not given.)と説いた心理学者のキャロル・ドゥエックや、子ども向けプログラミング言語LOGOを開発したマサチューセッツ工科大学(MIT)のシーモア・パパート教授に出会います。
パパート教授の哲学は、上田さんに大きな影響を与えます。LOGOは、子どもたちがコンピュータ上のキャラクター(亀)に教えることによって学ぶことができるプログラミング環境。たとえば「四角」を描くときは、「向いている方向へ100進む」「右へ90度回転する」、それを4回繰り返すと教えます。思った通りに動かないとき(バグ)は、その理由を考えながら修正(デバッグ)します。
「バグは決して失敗ではないんです。違う方向に進んだら、直せばいいんです。答えが正しいかどうかではなく、いかにフィックスするか、とパパートは言います。僕たちは、今まで学校でそういう考え方を教えてもらえなかった」
自分で考え、試し、修正する。このプロセスを繰り返すことで、「四角とは何か」という手続き的知識を獲得するというわけです。
さらに上田さんがパパート教授に教わったのが、「考えることを考える」。
You can't think about thinking without thinking about thinking about something.
「『何かについて具体的に考えることについて考えることなしに、思考について考えることはできない』。なんだか禅問答みたいですが、僕はこの『考える』を『学ぶ』に置き換えています。『学ぶことを学ぶ』。学ぶというと、テストで100点をとるとか、いい学校に入るとか、ゴールがあってそのために勉強すると考えられていましたが、そうではなく、学ぶことそのものが目的になる。学ぶことで、自分が成長することが成果になるのです」
目次へ移動 プレイフルとは真剣さ
上田さんの学びに対する思いが凝縮されているのが、「プレイフル・ラーニング」という言葉です。上田さんは著書『プレイフル・シンキング』(宣伝会議)のなかで、プレイフルをこう定義しています。
1)プレイフルとは、真剣に向き合うこと
2)プレイフルとは、柔軟であること
3)プレイフルとは、協調のためのエンジン
4)プレイフルとは、実現できそうな予感にワクワクすること
「楽しいことの中にこそ学びがあります。でも楽しいだけではなく、興味のスイッチが入って、本気でかかわること。人は本気にならないと、夢中になんてなれませんよ。イヤイヤやっていたら、クリエイティビティなんて出てこない。だから、興味や情熱に基づく学びが大事になってきます」
そして、ラーニング(learning)という言葉をもっと広めたいと考えています。
「ラーニングの訳語は、学習、学び、勉強とさまざまなイメージがありますよね。学びという言葉も悪くないのですが、学校教育的響きが強い。学校でやる勉強のイメージで、楽しいこととは結びつきにくい。ラーニングを一言で定義することは難しいけれど、新しい世界や自分を知ること、と言えるんじゃないでしょうか。つまり、自分の可能性を切り拓いていくための機会(opportunity)です。メディアやデザインという言葉のように、ラーニングもカタカナで広まるといいと思っています。そうすれば、新しいラーニングのイメージが広まります」
目次へ移動 ラーニング3.0はステージへ向かう
新しいラーニングの世界はどこへ向かうのでしょうか。
「従来の学校教育のように教師の指導を通した学び。これが『ラーニング1.0』です」
「次に『ラーニグ2.0』の時代がきます。人から与えられるのではなく、他者とのかかわりのなかで、自ら創り上げて行くもの。ワークショップやグループワークはそのひとつの形ですよね。仕事でも、ひとりでやるのではなく、恊働作業をするほうが、クリエイティビティは生まれやすくなります。このときの他者との関係は対等です」
「今後は、『ラーニング3.0 』の時代がやって来ると思います。『3.0』は劇場型で、学習者がパフォーマーで、観客を喜ばせようとして夢中に行うパフォーマンスのように、特定の対象に向けた情熱によって深められる学びです。例えば、プロのミュージシャンのライブには、いいファンがいて、いいリアクションをしてくれて、相乗効果が生まれますね。そうすると、ますます音楽に磨きがかかる。TEDもそのいい例でしょう。いいプレゼンターがいて、いい聴衆がいて相互作用を起こし、それがネットで世界に流れて多くの人を感動させる」
「たとえると、『ラーニング1.0』がひとりでギターを練習している時代。『2.0』でバンドを組み、『3.0』でステージに立ち、ライブをやる。ひとりだけでずっと練習していてもうまくなりませんね。ステージというデバイスをうまく活用して、いかに情熱をもってやるか、です。小説家にとっては、芥川賞や直木賞がステージになっていますよね。今なら素人だってYouTubeで自分のパフォーマンスを世界に発信することができます」
「つまり、今後必要なのは、いいパフォーマンスを引き出すための「ステージ=本気になれる場」です。本気ということはプレイフルということ。そのステージをどうつくるかが課題です」
上田さんがワークショップを行うときには、必ずビデオや写真を撮影します。これには記録の意味もありますが、撮影が入ることで参加者が観客を意識して緊張感をもつようになることも、目的のひとつです。意図的にステージをつくっているわけです。
目次へ移動 展示物のないミュージアム
上田さんは「学びを鑑賞する」ことを以前から意識していました。1990年には、奈良・吉野にネオミュージアムをオープン。ネオという名のとおり、この博物館は従来の博物館とは一線を画しています。何しろ展示物がないのです。物ではなく、この場で起きる出来事やコミュニケーションを見せるミュージアムなのです。今なら理解されそうなコンセプトですが、20年以上も前のこと。ミュージアムとは呼べないという批判もあったそうですが、上田さんは、「学びを展示する」時代が来ると確信していました。
目次へ移動 ラディカルな問いを立てること
このネオミュージアムでは、オープン以来毎年5月に、Party of the Futureというイベントを開催しています。最近では同志社女子大学の上田ゼミの学生たちが、他の大学の学生たちと一緒に企画。毎年100人ほどの参加者が集い、教育の未来やデザインについて語りあう場となっています。東京から5時間、大阪や京都からも2時間以上かかる吉野へ出かけるのは、ちょっとした旅行気分。日常から離れたハレの場で、思考の奥まで刺激されると評判です。
2011年に参加した、神戸大学大学院経営学研究科教授の金井壽宏さんは、「人生観がいい意味で、よい形でゆすぶられ、変わっていくと、深いレベルで実感できた」と同大学の著書紹介サイトに書いています。
今年のParty of the Futureのテーマは「ラディカル・ラーニング」。ラディカルと聞くと「過激」ととらえる人が多いですが、「根本的な、抜本的な」という意味もあります。学びの本質は、ラディカルな問いを立てることだと上田さんは言います。
「学校教育だけではなく、人生においてどうラディカルな問いを立て続けるか、という姿勢が求められます。問いを立てて、形にしていくことというのは、アートです。だからラーニングはアートでもあるんです」
いま、上田さんは自分をラーニングアーティストと名乗ります。
「学びをデザインするという言葉には、何か課題があって、その課題を解決するにはどうすればいいかという響きがありますよね。でも、ラーニングアートは、答えを見つけるのではなく、どんな問いを立てるか、が求められます」
「そもそもラーニングってなんや、って20年くらい考えている」と上田さん。でも、この問いに答えはありません。アートには、さまざまな形があります。上田さんが「ラーニング3.0」にステージを重視するのは、問いを立て続ける装置として機能するからです。
目次へ移動 ワークショップはもてなしだ
では、ラーニングをプロデュースする資質とはなんでしょう。ワークショップのファシリテーターの条件を聞きました。
「僕はワークショップ・ファシリテーターの根底に流れる精神はもてなしだと思っています。とにかく誠心誠意。どうやったら参加者に豊かな経験をしてもらえるか、を常に考えること。それがファシリテーターのスピリットです」
そのためには俯瞰して、多角的に眺める力が必要だと言います。
「サッカーのファンタジスタと似ているのではないかと思います。ボールがどこに飛んでくるかわからないなか、彼らは自由に動き回りながら、全体を把握し、状況に対応している。彼らは、ものすごいスピードで走ることで、ゲームを俯瞰しつつコントロールしているんじゃないでしょうか」
その言葉どおり、上田さんは常に周囲に気を配っています。取材でも、ワークショップでも、その場にいる人たちが居心地よく過ごせるよう、もてなす姿が印象的でした。同志社女子大学の上田ゼミの学生たちは、「上田先生の授業は他の先生と違う。多くの生徒を相手に話をするとき、普通は先生対全員となるのに、上田先生の場合は大勢に向かって話しているのに、自分に語りかけているように感じる」と口をそろえます。授業でも、一人ひとりに目を配っている姿が目に浮かびます。
ファシリテーターの条件としてさらに上田さんが強調したのが、「経験」や「魔法」です。
「自分のなかに経験をたくさん積むこと。それしかない、と思っています。マニュアルを読んだり、養成講座に参加したりすることでできるものではない。料理と同じで現場でやらないとだめ。だから、できるだけたくさんのワークショップに触れることが大事です。学生たちにもよく、どうすればうまく運営できるかを聞かれるのですが、説明するのはむずかしい。ワークショップをやっていると、キラキラと輝くような瞬間が生まれることがあります。「わかる? 僕はこのシーンを見たかった!」と学生たちに叫びます。その瞬間が生まれてくる状況をデザインするにはどうすればいいか、を考えてほしいんです」
「参加者をその気にさせる魔法をいかにうまくかけられるか。僕がワークショップの最初はダンスで始めるのは、一種の魔法なんです。もちろん頭を活性化させるために身体を動かすことが大切なのですが、ダイナミックな音で音楽を鳴らして踊ることで、一体感が生まれてくるのです。最初にみんなで掃除をしたり、凍らせたグラスに冷たい飲み物を入れてサーブすれば、その場の空気感が変わりますね。映画を家でビデオで見るのではなく、映画館で見るとその世界に没入していきます。このように活動や道具、そして場のデザインは、魔法のデザインでもあるのです。日常と切り離し、魔法をかけるんです」
魔法をかけるための小道具には徹底してこだわります。「精神では人は動きません。もので動かすんです」。上田さんがよく使う小道具を紹介しましょう。
●風船
風船を膨らませて、自己紹介やメッセージを書いてもらいます。風船に何を書こうかと考えているときには、ネガティブな要素はあまり浮かびませんし、多くは書けません。直感的で楽しいコメントがたくさん書かれた風船が漂うことで、会場が和む効果があります。風船というメディアが、コミュニケーションにどう影響を与えるかという実験も可能になります。
●キューブ
たとえば、「あなたにとって学びとはどんなイメージですか?」について、キューブ(紙で出来た一辺5cmの立方体)のそれぞれの面に書いてもらいます。「知識を熟成させる」「他者とともに行う」など、なんでもいいのです。キューブは6面ありますから、6個の視点(アイデア)が出てきます。それぞれの参加者たちが、自分のつくったキューブを見せ合いながら意見交換をします。キューブのそれぞれの面は独立していますが、手にもって回しながら話すとそれぞれのアイデアにつながりが出てくる面白みもあります。何より、思いを書くという行為は、自分の考えを「外化」すること。それを他人と共有することで、書かれた内容について「考え、振り返る」ことができます。
もうひとつ、ワークショップは実験的でないと面白くない、というのが上田さんの持論です。最近は「unprepared mind」を意識しているそうです。あえて訳せば「準備しない心」でしょうか。準備しすぎると枠にとらわれて、面白いものは生まれないと言います。
「今はワークショップを研修目的で行うことが多いですが、本質はそうではありません。誰も答えがわかっていないものを実験的に行うからこそ、新しい発見がある。準備をしすぎると、アジェンダ(議題)になってしまう。アジェンダに縛られると、目の前で起きていることが見えなくなります」
「準備をしないといっても、まったく計画をしないわけじゃありません。計画は大事です。ただ、ワークショップの大きな変数は参加者です。誰がくるかわからないから事前にデザインできない。ニーズもそれぞれ違います。そのときどきの状況を把握して、切り盛りする力が必要です」
「お笑いの人は日常の中でネタを拾う訓練をしていますよね。そのマインドが育つかどうかです。マインドセットとアティチュード(態度)。毎日が準備とも言えます。企画がよくてもアクティビティ自体がおもしろくなければダメです。ワークショップがどう受け止められているかをちゃんと評価することです」
目次へ移動 PLAY PLAY PLAY
残暑が続く9月1日、東京・月島のパークホームズ・イマジネーションミュージアムで行われた親子向けワークショップ「BRICK3.0」に娘とともに参加しました。副題は「PLAY PLAY PLAY」。上田さんと、キュレーターの大西景子さんが進行を務めます。
会場の白い壁にはPLAYの文字。案内には、「ブロックで動くアニメをつくろう」としか書いてありません。実際に何をするのか、始まるまでわかりません。
この回の参加者は4家族10人。まず「音楽で踊りましょう!」と、上田さん自ら踊りだしました。ニューヨークの音楽家に発注したという軽やかなオリジナルの音楽に、いつしかみんなの顔に笑顔が浮かびます。
次に、壁の映像に合わせてPLAYの人文字をつくり、撮影します。撮った写真を壁に映して、ブロックで自分たちの形をつくっていきます。大きなブロックのため、細かくつくり込むというのではなく、全体を見て、人の形に見えることを意識します。
その後、親子で動きのある2パターンのポーズを考えて、再び撮影。画像を壁に映しながら、形をブロックで再現します。2パターンのブロックを撮影し、画像を交互に入れ替えていけば、ブロックがアニメーションになる、というわけです。映像作家の重田佑介さんがその場でビデオを編集してくれました。完成ビデオを見た参加者たちからは思わず「おー」の声。
3日間で計5回行われたワークショップは毎回が実験。綿密に進行予定を決めるのではなく、その場で柔軟に対応することが重視されていました。小さな子どもの参加者が多かったからか、途中で飽きてしまっている子もいたことは確かです。でもきっと、彼らにも楽しかったという記憶は残っているでしょう。自分たちがつくったブロックが動く、という未知の体験をしたのですから。
YouTubeには完成したビデオがアップされているので、その体験を振り返ることもできます。娘は家に帰ってからも、またあのブロックの会に行きたい、と口にしていました。そういうプレイフルな体験を何度も積んで行くことが、ラーニングの一歩なのだと感じました。
目次へ移動 チルドレンズ・ミュージアム設立めざして
多くのワークショップを手がけてきた上田さんが言います。「まだ誰も経験したことのないようなワークショップを創りたい!」
「実は、まだまだ新しいことをしていきたい!」と言い放ちます。いつも時代の一歩先を行く上田さんは、「もっともっとディープな話が出来る場にしたい。哲学カフェのようなワークショップをデザインして。ラディカルでワンダフル(不思議がいっぱい)な学びの場。お題がないワークショップも新鮮ですね。これからは何をするかではなく、どんな人が来るかで人が集まってくる時代になるのじゃないでしょうか」
もっとも、絶えず新しい学びのスタイルを模索している上田さんにとっては、形は変わっても、やろうとしていることの本質は変わらないのかもしれません。
上田さんは、ラーニングアートの研究所がある国立のチルドレンズ・ミュージアムができるといいと考えています。実験の場だったネオミュージアムは役割を終えたとし、今後はラーニングの展覧会を企画したり、学校の未来を描きたい。教育大学院は世界中にありますが、ラーニングを研究するプロフェッショナルスクールはまだありません。「ラーニング」という言葉が根づく日が、そう遠くない将来やってきそうです。
最後に、学びに揺さぶりをかけ続けてきた上田さんのメッセージで締めくくります。ラーニングという人間の根源的な営みを、楽しみながら探求し続けてほしいという願いが多くの人に届きますように。
Learning will rock you!
小泉淳子・略歴
出版社勤務。長年ニュース週刊誌で編集記者を務めた後、ノンフィクションやビジネス書の書籍を手掛ける。最近は宣伝・PRを担当。光が当たらないような小さなニュースを多面的な視点で発信したいと考えている。
取材・文:小泉淳子
写真:上田壮一(Think the Earth)