2001年1月16日にガラパゴス諸島のサン・クリストバル島沖合1kmにタンカーが座礁し、大量の油が流出しました。ガラパゴス諸島は、生息している約5000種の生物のおよそ40%が固有種という、世界でも希少な生態系の宝庫です。
その後の調査や支援活動により、広範囲に及ぶ深刻な被害は報告されていませんが、長期的にどのような影響があるかは、これから数ヶ月にわたる調査結果を待たなければなりません。また、この事故をきっかけに、周辺海域の保護管理体制を強化しようという動きもあり、WWF(世界自然保護基金)やチャールズ・ダーウィン財団では引き続き支援を呼びかけています。
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