2006年11月30日から12月1日にかけ、フィリピンに上陸した台風21号による大雨の影響で、ルソン島のマヨン山周辺地域で泥流被害が発生するなど大きな被害がでています。フィリピン全体では、死者700名以上、行方不明約800名、負傷者約2000名、家屋全壊・半壊は約33万戸、避難者は約220万人にのぼるとのこと。家屋の90%以上が破壊された地域もあり、避難者が日々増加しています。劣悪な衛生状態と水不足が原因で、感染症の拡大も懸念されています。また、12月9日から10日にかけて台風22号が通過し、さらに被害が拡大。避難民が増えています。(last update 2006.12.14)
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