2007年6月末から続くモンスーンシーズンの豪雨やサイクロンにより、南アジア一帯の洪水被害が拡大しています。インド、バングラデシュ、ネパール、パキスタンで2500万人以上が被災し、死者は3000人を超えたとも言われています。国連は、洪水によってアクセスが遮断され、孤立した地域の人々に食糧や水を届けるのが困難を極めること、また、こうした地域で主に衛生状態の悪い水を媒介とした伝染病が広がる危険があると警告。現在の状況を「我々の記憶の中でも最悪」と世界的な支援を呼びかけています。(last update 2007.8.14)
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