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希少種を守るために生息地を保護しよう
2005/12/18 11:07 29 (GMT)
Think the Earth プロジェクトスタッフ@東京
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激変する地球環境の下、絶滅の危機に瀕している動植物は現在IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(絶滅の恐れがある種のリスト)によってチェックされていますが、この度そうした希少種の生息地を明確化しようと、世界各国595カ所を専門家らが指定、アメリカ科学アカデミー紀要にて発表しました。
今回調査の対象となったのは、レッドリストのなかでも、もっとも絶滅の危険性が高く、ひとつの地域に全個体数の95%以上が集中しているもの計794種についての調査となりました。
これらの地域を保護していくことこそが、希少種の絶滅防止に対する近道であると考えられますが、実際にはこのなかの4割以上の地域が特別な保護を受けていないという事実も今回の調査報告では明らかになっています。
発表された地域には、沖縄本島北部の森林地帯「やんばる」や奄美大島、対馬、八ヶ岳、尾瀬など、日本からも計9カ所が選ばれています。
関連するURL/媒体
http://www.pnas.org/
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