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こぼれ話 |
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喫煙者は雇いません
2005/12/18 11:09 07 (GMT)
Think the Earth プロジェクトスタッフ@東京
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喫煙者にとっては、どんどん肩身の狭い世の中になっていますが、今月初めにとうとう「喫煙者は雇いません」という方針を打ち出す機関が登場しました。
その政策を導入したのは、なんと世界保健機関(WHO)。身体に有害であることを訴える国連専門機関としての態度をより明らかにするために、こうした反たばこのスローガンを自ら体現化するプロジェクトのひとつとするものですが、新規採用において喫煙者を排除するのは、国連諸機関のなかでも初めての試みだとか。
禁煙スペースの拡大やたばこの値上げだけでも、喫煙者は音を上げているとのに、もはや「吸う者は働くことなかれ」ということになるのでしょうか? WHOの存在意義を考えれば当然の処置であるとも言えますし、身体への害や周囲への迷惑という事実には喫煙者が大きく配慮する必要があります。しかし、本人の嗜好性のひとつに対して、雇用差別が行われるということは、少々酷すぎる処置ではないでしょうか。嫌煙の波に乗りすぎることなく、まずは正当な禁煙/喫煙の分離社会を目指していくようにすることが先行すべき問題だと思うのですが……。
関連するURL/媒体
http://www.who.int/en/
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