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財政難で飛行機が飛ばない
2006/01/18 14:28 48 (GMT)
Think the Earth プロジェクトスタッフ@東京
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1798年、英国の捕鯨船によって発見され、第二次大戦中には日本軍の占領下にもおかれた南太平洋の島国、ナウル。赤道の南約40kmに位置する総面積約21平方キロという世界で三番目に小さなこの国は、リン鉱石採掘が主要産業に日本、インド、韓国相手に輸出を行ってきましたが、近年この鉱石が枯渇してきたことにより、ナウルは深刻な財政危機に陥っています。
この政府の困難な懐具合は、意外なところに影響を及ぼすことになってしまいました。というのも、国営の航空会社「エア・ナウル」が保有していた唯一の旅客機が財政難のために差し押さえになってしまったのです。そのため、国際提携便は昨年12月中旬より運行を停止。利用客に大きな支障が出ています。
現在、この国への空の便は、チャーター便を使うしかないようです。ちなみにナウルはアホウドリがサンゴ礁のうえにした糞がたい積したことによってできた島だとか……。
関連するURL/媒体
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nauru/data.html
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