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こぼれ話 |
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地球の自転がちょっと遅れてます
2006/01/22 16:31 51 (GMT)
Think the Earth プロジェクトスタッフ@東京
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うるう年は誰しも知っているでしょうが、「うるう秒」というものがあるのはご存じですか?
地球の公転や自転によって時間や時刻が決められていたのはいまから50年前までの話。1958年からは、原子時計をもとに地球の自転によって決まる時間との差が±0.9秒以内になるように設定されています。実はこれは、不規則な動きをする地球の回転と我々が定める時間(時刻)との間に微妙なズレが生じているために行われているもので、このズレを調整するために、不定期に行われる1秒の調整が「うるう秒」なのです。
昨年の12月31日に、7年ぶりのうるう秒が採用されました。つまり2005年の23時59分59秒と1月1日の0時00分00秒の間に1秒加算されたのです。この結果2005年の最後の1分は計61秒あったということになります。
1958年以来のうるう秒の実施状況を見る限り、原子時計に比べ、マイナス32秒地球が遅れているという結果がわかります。
関連するURL/媒体
http://jjy.nict.go.jp/
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