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内戦の犠牲者に目を向けて!赤十字がゲームで訴え
2008/10/02 18:42 02 (GMT)
あふりかくじら@東京都
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アフリカ・ウガンダ北部にある難民キャンプ「ホープタウン」 。長年続いた内戦の影響で家族と離れ離れになってしまった16歳のジョセフは、ホープタウンで自分の母親を探している。残された時間は24時間。赤十字社のワーカーを探し出して、母親に関する情報を手に入れろ-。
これは9月29日、英国赤十字社が公開した代替現実ゲーム(ARG) 「トレース・オブ・ホープ」のストーリー。プレーヤーは、主人公の少年ジョセフと衛星電話で連絡を取り、現実のインターネットに隠されたさまざまなヒントや情報を集めてジョセフの母親探しに協力します。犯罪、病気などさまざまな危険がいっぱいの難民キャンプ。そこには、ジョセフと同じように家族と離れ離れになった人々がたくさんいます。
現実世界の情報を集めるなど、リアルにデザインされたゲームをプレイすることで、内戦に苦しむ国の実情を実感してもらおうという狙いで作られた「トレース・オブ・ホープ」。
人道支援組織が、このようにオンラインゲームを活用して人々に現状を知ってもらおうとするのは初めての試みだとか。
実際に、200万人ものひとが国内避難民となってしまったウガンダを舞台に、現実世界との境界線をあいまいにすることで、ゲームを通じてより切迫した状況が伝わってくるはず。
関連するURL/媒体
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/africa/7638581.stm
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